大学への費用。
今から50年前大学に通っていた。
国立大学は僕の入学する前の年まで入学金不要。
僕の場合は5万円の入学金を収めた。
学費は年間36000円
年間だ。
それこそ毎日のコーヒー代をそれに当てれ大学に簡単に通える
又特別奨学金なるものがあって大学卒業後教職に一定期間奉職すれば、奨学金の返済は不要だった。
当然国立大学ならば、学部を問わずこの金額で医学部も同じだった。
公立大学はもっと安かった。
月1000円さらに入学金不要だ。
この制度この後、大きく値上げされた。
それでも今ほどではなかった。
この金額だから、大学に長く残ることもできたのだ。
定年退職後私立大学に通った、
入学金、授業料、施設維持費みたいなもので、負けてもらって100万円近く払った。
これは本当にきつい。
Fラン大学ではではないが、かなり入りやすい大学。
就職先は大手企業はなかなか入りにくそう。
女子学生が三井住友フィナンシャル・グループの合格したと大きく大学の掲示板に書いてあった。
新卒でもなかなか大手はしんどいらしい。
ビックリすることは留年、途中退学が非常に多い。
ゼミと称する授業を一緒に取っていた学生に、何人も留年した人がいる。
卒業するには翌年少なくとも半年分の学費を払って通うらしい。
70万程度の出費
留年する理由は、授業日数不足や、単位の計算間違い(これが多いのがびっくり)
必修の意味が分かっていない学生もいた。
奨学金を受けながらバイトを掛け持ち、そんな生活をしているんだと思う。
この大学、非常に単位取得はシビアーだと感じた。
結構それを受け入れている、というよりも仕方がないと思っている人がおおそうだった。
スポーツ推薦でも出席数の足らないのはだめだったらしい。
こんな中でも大学卒の資格を得るために大学に通っている
大学生も大変だ。
僕が入学した時の入学式での学長の話が大笑いだった。
学長は、親御さんに対して、息子さん、娘さんが大手企業と、中小企業を両方合格したら、本人の選択を優先してほしいという。
一部の学力が高い学校ならば、こんな選択もあると思うが、僕の娘が中小企業を選ぼうとしたらそれは絶対に止めたと思う。
自分が、その親の立場に立った。
娘は大手企業を選んだ。
親としたら、そんなん言えないというのが正直な感想だ。
大学そのものは本当に楽しく、いい経験をさせてもらった。
大学の先生方が優秀で、授業はわかりやすく、そしてその後の生活にほんとうに役に立っている。
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